キラッキラの君になるために
小林さやか
キラッキラの君になるために
この本の特徴はなんと言っても、読みやすいことです
文章なんですが、どこか話している言葉を聞いているような文章で、すごく分かりやすい
ビリギャルとして有名な著者が、ご自身の経験から感じた人生において大切なことを書いた本となります
この本自体はビリギャルの大学合格後のことが書かれています
なので大学入学後にビリギャルはどうなったのか?ということを知ることができる一冊となっています
ご本人は本のタイトルを「ビリギャルからのバトン」にしたかったそうですが、制作の仮定で今のタイトルとなったそうwww
「大学受験で見つけた、6つの大切なこと」と題し、人生で大切なことを書かれています
この章のみだと全体の4分の1ぐらいですが、この章がとても感銘したため、抜粋してご紹介させていただきます!
それ以外の章も本当にたくさんの素晴らしい言葉やお話でいっぱいなので、是非手に取って読んでみてください!
大学受験で見つけた、6つの大切なこと
- ワクワクする目標を「自分で」設定する
- 根拠のない自信を持つ
- 具体的な計画を立てる
- 目標を周りに言いふらす
- 憎しみをプラスの力に変えるべし!
- コーチを、探せ
ワクワクする目標を「自分で」設定する
ここに自分が一番感動し、大事だと感じました
ホントに重要なことで、人は知らず知らずに色んな影響を受けて自分の考え自体も変わっていたりします
・社会的な常識
大学に行くのは当たり前
親が面倒を見るのが当たり前
安定はいいこと
挑戦は素晴らしい
勉強はしておくべき
稼げることはいいこと
お金は大事
・自身に関して
5体満足が当たり前
人に何か頼むこと
人に何かしてもらうこと
などなど・・・
誰かの思考に染まっていないか?
何が言いたいのかというと
色んな常識に知らず知らずに自分の思考が偏ったり、固まったりしていませんか?ということです
これら一つ一つを、
「自分の考えでそう思えているのか?」
「何かに影響されてそう思っているのか?」
「心から、本心でそう思えているのか?」
「今の自分はそう思うかもしれないが、10年前または10年後同じように思っていた、思っているだろうか?」
その上で、自分のやりたいことやワクワクするものってなんだろう?ってことが大事なんじゃないかと思います
誰のためにやっていること?
例えば今、やりたいことは外資系の企業でいっぱい稼ぎ世界をリードする人になりたいとする
(めちゃくちゃ意識高いですが・・・)
それが本当にそれでワクワクし、後悔はないか?
ということです
お金を稼ぐことがいいことだし、親の期待もあるからそれを自分のやりたいこととして無理やり当てはめようとしていないか?
すごく高い目標で、誰にでも応援してもらえそうだからそう思っていないか?
今やりたいと思っていることに正直になったときに、無理やり自分の気持ちを当てはめようとしていないですか?
自分はそうしていた時期があります
でもそれは誰のためにやっていることなんでしょう?
誰かの力になりたいと考えていても、結局はそれをする自分が楽しかったり、やりがいがあるから行うのだと思います
本当にやらなければいけないことは少ない
どうしてもしょうがない理由でやらざるを得ないことも確かにあると思います
ですが本当の意味で「やらなきゃいけないもの」はそんなに多くはありません
親がおらず自分で働かないと生きていけない
など本当にさまざまな事情があると思います
ですが裏を返せば、そういったこと以外は全てやらなきゃいけないものではありません
勉強しなくても死にません。お金をたくさん稼がずとも生きてはいけます
友達が0になってもまた作ればいい
そういった観点からすると今失って困るものってなんでしょうか?
自分にとっては家族ぐらいでした
それ以外はまた築いていけばいい
友達も、仕事も、お金もです
であればやりたいことをやらない理由ってなんなんでしょうか?
まとめ
自分がワクワクするものを色んなしがらみや常識を、一度取っ払って考えてみてください
そこで浮かんでくるものを少しずつでもやっていけばいいと思います!
これがワクワクする目標を「自分で」設定するだと思いました
本当にこの本は、人生の色んな大切なことが詰まっているなと感じます
私はこの著者の小林さやかさんの講演会に参加したことがあります
そこで初めてビリギャルと呼ばれる人の人間性や人柄に触れ、この本をすぐさま購入しました
読むと本当に深く、大切なことが詰まっていると思える内容でした
ぜひみなさんもお手に取って一読されることをお勧めいたします